精神疾患や発達障害のある人の行動を傍から見て、いい加減・我が儘・怠け者などと思うかもしれません。しかし、精神疾患や発達障害は、脳の機能障害です。そして、その脳の機能障害は、日常生活の様々な出来事に影響を受けます。ところが、日常生活でどのような出来事が自分の障害に影響を与えるかを特定するのは難しいです。
T&N リサーシャ では、主に以下の4つの方法を評価基準として、日常生活の中にある問題を視える化します。そして、ただ単に話を聞くだけではなく、各評価基準から日常生活に潜む症状悪化の原因や改善の方法を提案します。
これまでの改善例
これまでに当施設を利用した方の改善例です。
- 思春期特有の落ち込みがあった10代の男性は、進学することを目標にして、予備校に通うようになりました。
- 原因不明の歯痛で悩んでいた50代のうつ病の女性は、もの作りで意識を逸らすことによって歯痛が治まることに気付き、自殺願望もなくなって復職しました。
- 原因不明の頭痛がある10代の女性は、当施設の利用者さんとの交流を通じて学校でも友人ができ、進路を決めて無事に高校を卒業しました。
- 自閉症の可能性がある10代の女性は、勉強など何をするのも面倒臭がって人の言うことに耳を貸しませんでした。しかし、利用者さんとの交流を通じて、人の話に耳を傾け、勉強もするようになりました。
- 統合失調症で引きこもり10年の30代女性は、結婚して赤ちゃんを産み、主婦として生活できるようになりました。
- 不安神経障害で引きこもり20年の30代女性は、社会との接点を持つために一人でバスに乗ることに挑戦し、まず当施設に通うことから練習して活動範囲を着々と広げています。
- 仕事が続かなかった40代の男性は、コミュニケーション障害が判明して自分にあった就労支援を見つけ、今までで最長の就労期間を更新しています。
日常生活やもの作りから病気を知る
- 精神病かもしれないけど、世間体や人目が気になって病院には行きたくないとお考えの方
- 精神病だけど、デイケアなどの福祉施設に馴染めないという方
- 精神病や薬が日常生活にどのような影響を与えているのか不安を感じている方