当施設のアニマルセラピスト?、ヤマブキボタンインコのキタロウ(性別不明)を紹介します。
雛の時、体色が黄色だったので、安易にキタロウと名付けました。
当初は、キタロウが一人餌に切り替わるまで当施設に連れてくる予定だったのですが、利用者さんがキタロウに会うのを楽しみにしてくれるようになり、一人餌ができるようになってからも連れてくるようになりました。
雛のうちから色々な人に会わせるのは、キタロウにとってかなりのストレスになるのではないかと心配だったのですが、元気にスクスクと育ってくれました。
雛のうちから色々な人に会っているせいか、キタロウは、人見知りせず、利用者さんが来ると真っ先に利用者さんの肩にとまりに行きます。
ただ、最近は、噛む力が強くなり、たまに強く噛まれると痛いので、放鳥する前には利用者さんの許可を得るようにしています。
キタロウは、最近ではどういうわけか、人の足元に纏わりつきます。踏まれると危ないので、スリッパを置くと、その中に潜り込んで占拠します。
また、地面を歩きまわることを覚え、利用者さんの後を歩いてついていくようにもなりました。
一生懸命に歩いてついていく様子は見ていて微笑ましい反面、踏まれないか心配でもあります。
また、利用者さんが作業している最中に手元まで近づいて、そこで大人しく見ているだけなら良いのですが、しばらくすると噛みつくので困ったものです。
さらに、最近では、人の服に潜り込むようになり、襟元や袖から鳩時計のように顔を出すようになりました。
キタロウを連れてくるようになってから、利用者さんの笑顔が増えたような気がします。
キタロウにとっては意味のある行動かもしれませんが、私たちにとっては予想もできない不可解な行動に、何故か癒されます。
動物との触れ合いは脳にどのような影響を与えているのか不思議に思います。
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